恥じていない
これは、サポートさせていただいている
30代男性経営者のお話しです。
その方はある業界でプロとして活躍されていました。
だけど、ひょんなことから全く違う世界に飛び込むことを決意します。
現在も奮闘中で、まだ大きな実績を残しているわけでもなく、課題も山積みですが
次々に支援者と出会い、大きな投資が決まったり、素晴らしいサポートが入ったりしています。
彼を見ていて感じることは
「知らない」を恥じていない。
知りません。
分かりません。
を躊躇なく言えるのです。
全く未経験の業界に行ったんだから当然でしょ!と思いますか?
でも、実は容易ではないんですよね。
成功体験があればあるほどそれは自信になり、
その人のアイデンティティにもなると思います。
だけど、ある側面から見ると
「分かった気になる」
という危うさもあると感じます。
その「わかった気」による自信は、
ちょっとした足枷にもなります。
そして、知らないこと(経験のないこと)を
自身の不足だと感じ、恥じるようになる。
なので、知らない・分からないが言い出しにくくなるんです。
結果的に
だけど、彼はそうは感じておらず
どんどん「知らない」を受け入れていっています。
その結果、たくさんの支援がやってきています。
しかも、びっくりするような規模の。
見ていて「そりゃそうだよなぁ」と。
わたしは思っています。
だから、俗に言う”すごい話”に驚くことはありませんでした。笑
実績もなく、世間的にもまだ知られていない。
業績が右肩あがりに伸びている!とかでもありません。
だけど、彼の成功はすでに約束されている。
成功者は成功する前から成功者だった。
ということを、彼の姿勢を通じて思い出しました。
これは、事業をしている・していないに関係はないです。
そして、年齢、性別を問わず
共通していることであると感じます。
たくさんの「知らない」に出会っていくことが
知覚を広げ、
価値観を再構築し、
新たなアイデアに導いてくれる。
可能性を広げることにも通じますね。
そしてそれは、何も知識や経験などの外側に限った話ではなく
自身の中にも「知らない領域」というのは存在しています。
その領域に足を踏み入れることも、
人生を豊かにすることに繋がります。
さぁ、未知なる自分に会いにいこう!
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