青々とした豊かさ
5/26は満月&皆既月蝕。
この日も毎月の満月と同様にエネルギートリートメントをお届けしました。
今回の設定場所は赤山禅院です。
青紅葉があちこちで豊かに茂っていて、
大切に育まれてきたことがすぐにわかりました。
梅雨にも関わらず、すっきりとした青空が広がり
心地よい風も吹き、とても清々しかったのを覚えています。
歓迎されているかのようなお天気で、
また素敵な場所とご縁ができて本当にありがたいです。
様々な歴史と信仰が重なる
鳥居をくぐり、山門を抜け、砂利道を進んでいくと階段が現れます。
その階段を上がると拝殿が目の前に。
まずはその拝殿でお線香とろうそくをあげ、ご挨拶とお清めをします。
1100年を超える歴史が積み重なる赤山禅院。
境内には、多様な社殿やお堂があり、さまざまな信仰の対象になっています。
まずは全体をゆっくり周り、
その場と自分を重ね合わせるようにじっくりと感じていきました。
それぞれに違った表情とエネルギーを持っていて
個性が調和されているのが印象的でした。
その中のひとつ、こちらの社殿は、
とっても朗らかであたたかい空間でした。
みなさんすっごくいい表情されてません?
ぜひ実際に会いにいってみてください!
応援のエネルギーをいただけると思います!
「それいけー!」と、
後援のエネルギーに満ちている福々しい七福神さんがあたたかく迎えてくださるはずですよ!
調和的な空気の中
さて、ひと通りご挨拶を済ませ、設定の準備に入っていきます。
満月エネトリの設定の場所はこちらの本殿。
赤山禅院は京都御所の表鬼門に当たる位置にあり、
鎮守の役割を担っています。
表鬼門は、鬼(邪気)の出入りがあり、
古来より天災などの災いが起こりやすいとされています。
この赤山禅院は、長年この地でたくさんの存在を守ってこられたんですよね。
とはいえ、「鬼の出入り」がある。
そう聞くと、ちょっと禍々しい空気を放っていそうな気がしませんか?
実はわたしも無性にこの場所が気になりながら、
少しだけ空気感が心配になっていました。
しかし、心配は無用でした!
写真を見ていただければお分かりいただける通り、
すっきり爽やかな空気感!
「なんて穏やかで調和のとれた場所なのだ!」と
びっくりするくらい澄んでいて、とても優しい気が流れていたのです。
鬼門って、陰陽の気が交差する場所。
イメージとしては、ちょっと混沌とするのかな?と思ったんですね。
入り乱れていそうな空気というか。
でも、全くの逆。
もしかしたらこの日が特別そういった空気だったのかもしれません。
しかし、この場所はただ守っているだけではなく、
関わる人によって守られてもいる。と感じました。
長い年月をかけて、この土地と信心深い人たちとの相互関係が調和的になり、
穏やかで柔らかい空気を放つようになっていったのではないかと。
そんな不思議な感覚を肌で感じながら設定に入っていきました。
受け取ったメッセージ
自身を整え、この場を借りて
受取者と調整のエネルギーをお繋ぎしていきます。
その後、受け取ったメッセージは以下の通りです。
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自分の意志で決めている者、
先へ進みたいと望む者には
必ず道が用意される。
しかし、現れるだけでは意味を成さない。
その道を認識していながら、
傍観したり、引き返してしまっては
先は一向に見えはしないのだ。
途中、立ちはだかる存在が
あなたを阻むかもしれない。
其の実、それらは自ら大きくしてしまった幻影。
その先へ進むには
受け入れること、認めること
そこから始まる。
慢心と自信は違う。
経験は時に、慢心を生み
盲目にさせることもある。
目の前にやってきたものを
素直に受け入れ、認めることができるとき
気づけば大きな器が備わっているだろう。
その器が備わるとき、
目の前に立ちはだかる存在は
超えられるものだったと分かるだろう。
超えてゆけ。
タイムラグを経て
メッセージはいかがでしたでしょうか?
実はこの記事を書いているのは、6/11新月を超えてからのこと。
受け取ったメッセージ自体は5/26満月当日のものなのですが、
どうしても外に出すタイミングではないと感じ、
記事にすることができませんでした。
むしろ、このときのメッセージだけでなく
それ以外にも数日間キャッチしていたもの全て
外に出さずにいました。
卵を孵化させるかのように
あたためておく必要があると感じていたのです。
そして、時を経て
その理由が少しずつ分かってきました。
満月の時に受け取ったメッセージは
受け入れること・認めることがキーワード。
つまりは「赦す」ということでした。
この赦すという行動は、わたしの体感ですが、
時間差で認識できるような感じがしています。
赦すことができた瞬間にはわからない。
少しタイムラグがあって、ようやく認識できるようになる。
そのラグの中で必要な調整がされています。
おそらくこれを読んでいただいている方の中にも
満月/皆既月蝕 〜 新月/金環日蝕という流れを経て
ようやく自身の中に認識でき始めた感覚があるかと思います。
もしくは、もう無くなっていたと気づけたものなど。
でもそれもまだまだ片鱗にすぎない。
それでも、ご自身が知覚できるところから
受け入れて、認めて
それを繰り返して超えていく。
今はその道の途中。
すぐにお伝えできなかったのは
「時間」という空間が必要だったのではないかと。
なかなかにパワフルな数週間が続いていますが、
身体も労りながら、少しずつその道を進んでいきましょうね。
孵化のときはもうすぐですよ。
孵化し、再び生まれるとき
また新たなフェーズの人々と繋がることになります。
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