毎月実施している満月エネルギートリートメントですが、今回は7/17に実施しました。
毎回設定している、意図設定を事前に決める際、キャッチしたキーワードは
「ネクストステージ」
「火力」
でした。
そこから、
「次のステージへ移ることの恐れや不安を昇華させ、動力源を点火します。そして、軽やかに前進することをわたし自身に許可します。」
と、意図設定が決まりました。
その際、現れた神様は
「火之迦具土神 –ひのかぐつちのかみ–」ということで、エネルギー設定の場所は京都の愛宕山に決まりました。(神仏習合の山&全国の愛宕神社のトップ!)
いつも、ほんとにギリギリでないと分からないのですが、今回は早い段階で諸々が決まり、なんだかいつもよりソワソワ…。
さて、設定の日にちが近くにつれてウダウダしだすわたし。笑
「い、い、行きたくない」
※ここでの「行きたくない」は、通過儀礼みたいなもので、本当は腹は決まってるのです。笑
一種のパフォーマンスみたいなもんで、言いたいだけ。
当日の朝まで、なんなら道中もウダウダしながらも早起きし、ガタンゴトンと電車に乗り、ひとまずは山道に続く道に到着。
写真だとあまり伝わらないのですが、まぁまぁの傾斜。転がっていくかと思いました。笑
そうね!
「自分で登って」「自分で下りる」が基本。
さて、ここから山に入ります。
実は今回、あまり下調べをしておらず(毎回やろってツッコまないで。笑)、最低限の準備だけで向かったのですが、道のりは思っている以上のガチ感で、おそらくしっかり下調べをしてしまっていたら、怯んで登る気持ちになっていなかったと思います。
(他のルートも存在してて、それを知らなかったから、ずっと急斜面の登山道を行くことになったのですが…泣)
登山道に入ってもしばらくは、まぁまぁの傾斜がずっと続いていて、早々に汗だく。
1/3 までは『やっぱりやめようかな。泣』という気持ちがほぼほぼ…
それでもちょっとずつ、本当に歩みはゆっくりでしたが、しっかりと前へと進んで行きました。
息も切れ切れ、半泣き状態ながら、半分地点までなんとか到着。
『やっぱ、かなりしんどい…泣』
(まだ諦めたい気持ちが抜け切れてない。笑)
だけど途中であたりを見渡すと
木々の隙間から漏れる光だったり、鳥のさえずりだったり、風が枝をゆらし、葉っぱがさわさわとこすれる音だったりがそこにはあって。
動画 : 愛宕山中腹 ※ぜひ音ありで見てください
そこの大きな山場を超えると、ちょっとずつその道すがらも楽しめるようになってきて、周りをゆっくり楽しめる余裕が出てきました。
6割ぐらいを超えたくらいから、
『お!なんか抜けた感じがする♪』
と、感じるくらいに。
しかり、7〜8割ぐらいでまた山場が、、、
足取りがかなり重い…
くっそ〜!
でも、ここまでくると引き返すという選択肢はないのです!
そんな状態のわたしにプチご褒美かのごとく、こんな景色が…
動画:プチご褒美 ※こちらもぜひ音ありで見てください
それでも進むのだ!!
体力もかなり消耗しているので、足取りは重いながらも、気持ちの面でどんどんと軽くなっていて、こんな看板に「なんでやねん!」と、ツッコミを入れるぐらいの余裕が出るようになっています。
そして現れる大きな門!
ここでもうほぼほぼゴールといってもいいぐらいの感覚!
ここを抜けたとき。
空気がガラリと変わりました。
しかし、まだ9割。
本当の目的地ではありません。
だけど、もはやここで諦めるとか、引き返すとか、そいった発想自体がありません。
最後に現れた心臓破りの階段に若干引きつつも、
「なんぼのもんじゃい!」
と、ひょいひょい
ひょいひょ
ひょ….
はぁ、はぁ、、
や、やっと見えてきた…..
ばーん!!!
到着!!
の肝心の本殿の写真を取り忘れる始末。泣
しかし、頂上では、最初の記憶がもはやない!
達成感と爽快感と、その場を存分に感じることにのみ意識が向いている!
でね、やりきった先にね
縁結びの神様がいらっしゃいました。
本殿の一番奥にいらっしゃったの。
『この地で満月トリートメントのエネルギー設定をさせていただきます」と、しっかりとご挨拶。
(背中ってかおしりまでびっしょびしょでスミマセン。笑)
こうやってウダウダ言いながらも、自分の歩幅で登りきったあとに
必ず、最善最適な縁がやってくるのです。
その後、落ち着いておひとりずつお名前を読み上げ、今回の意図と合わせ、エネルギー送信の設定を執り行いました。
愛宕さんが教えてくれたこと
設定の際、『何かメッセージはありますか?』といつものごとく問いかけましたが、
「もう受け取っているだろう。」
とのこと。
確かに。
そうなんです。
この道すがら、というより、登る前からずっとずっとメッセージを伝えてくださっていました。
この日までのわたしの経験・感情を通じて、気づきのきっかけを作ってくださったのです。
山という高すぎる(と自分には感じてしまう)ネクストステージを目の前に、頂上だけを見てしまえばきっとそこへ行こうとも思えなかったかもしれない。
遠くから眺めているだけでよかったのかも。
だけど、あなたは進むと決めました。
進み始めました。
完全に恐れや不安がなくなっているわけではありません。
だけど、進むしかないのです。
そのほとんどがもしかしたら思っているよりも急勾配で、早々に息切れをしてしまっているかもしれません。
「それでも進みたい。」
あなたは一歩ずつ、時には半歩になっているかもしれない。
だけど、着実に進んできている。
その途中、あたりを見渡すと、
方々からの応援が耳に入る。
聞こえていたけど、聞き入れていなかったことを知る。
気づけば、たくさんの愛がそこら中にあって、
一人で進んできたわけでないことに気づくのです。
それを知ったあなたには、もう後ろを振り返ることは必要ありません。
ブレながら進めば、必要以上に消耗する。
そんな時は少し休み、呼吸を整える。軸を真ん中に戻す。
そうすれば、軸が整い、また進みやすくなる。
何度も何度も止まり、整え、それでも進めば心地よいゾーンに入る。
最初からトップギアで進む人をうらやましいと感じていたかもしれません。
わたしはなんてゆっくりなんだと。
だけど、あるとき振り返ってみると
いつの間にこんなに登ってきたんだろう!?と自分自身に驚くときがあるのです。
その一歩は本当に小さいかもしれない。
だけど、それは確実にあなた自身の地力になり、自力になるのです。
目標だけを見ていると、目の前の一歩が小さすぎて踏み出すことすらやめたくなるかもしれません。
だけど、目的地(頂上)を設定したら、目線をちょっと先におき、一歩ずつ進んでいけば必ずたどり着きます。
大きな覚悟も、決意も、もしかしたら気合いも必要ないのかもしれません。
そこに行きたいなら一歩を踏み出し、進んでみる。
その途中にはたくさんの宝物がちりばめられています。
ぜひ、次の目的地を思い描き、あなたにしか見つけることができない宝物を獲得していってくださいね。
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