過去のわたしも一緒に連れて
8/31に【みつえ食堂】と称し、わたしのごはん食べてくださいの会を開催させていただきました。
告知前にぽろっとつぶやいたところ、予想以上の反響があり、これはやらなあかんな。と腹をくくり、開催するに至りました。
実はこの会の本当のきっかけは、私自身がこれまで「家族で食卓を囲む」という経験をあまりしてこなかったこともあり、当時さみしさを感じていたであろう過去の自分(=インナーチャイルド)も交えて食事をする、という機会を設けたかったからなんです。
なので、イベント説明文の中にも
———————————————
“あの頃” のわたしと一緒に食事をする
———————————————
という一文を入れていたんですね。
そして、来てくださる方にも
自分自身と繋がる時間にして欲しい。
そんな想いがこのイベントにはありました。
集まってくださった方々が本当にみなさんあたたかく、それだけで感無量。
初めましての方もたくさんしたし、おひとりで参加の方も結構いらっしゃったのですが、
『以前からのお友達ですか?!!』
ってぐらいの溶け込み具合で、笑ってしまうぐらいでした。
お子さんたちもモリモリ食べてくれたのが嬉しかった。
うう、、みなさんいいお顔。泣
時間が短すぎて全然しゃべれなかった!
というお声もあったので、次回はもっとお話できるようにします!
思わぬ効果も!
そして、ご参加いただいた方からこんなお声もいただきました。
料理に向き合ってほとんど無言で食べてました。
優しく美味しい料理に私も一品でも作りたりたいなと思いました。
と、こんなことってある?!ってぐらいびっくりの感想をいただいて、感激して震えました!!!
もちろん気持ちを込めて作りましたが、手順や使っているものはいたっていつも通り。
だけど、わたしが作った料理でこんなことを感じていただけて・・・
やってよかったと心から思えた瞬間でした。
食への罪悪感
食べるのが苦手というお声に、ふと思い出すことがありました。
上京して、ハタチ前後の学生の頃、謎の正義感がみなぎっていて、おせっかいババア姉さんをしまくっていたことがあったんです。
いろいろやってたことはあるのですが、同じクラスの『食べるのが面倒』と言っている生気ない系男子の家に無理やり上がり込み、料理して食べさせていたことを思い出しました。
そんな、放っておけない系男子は決まってイケメンですね。笑
(今思えばほんまにお節介極まりない。笑)
でも、それから元気になって本来の自分を取り戻していくことをしていってたように思います。
(うっすらとした記憶ですが。)
それだけ「食」って影響が大きい。
当たり前だけど、
食べたもので人は作られるんですよね。
だけど、いろんな背景があって優先順位が下がっていたり、どうも魅力に感じることができなかったり、、。
なにより、作るのも食べるのも
『面倒くさい!』
自分ひとりの食事だと手抜きになってしまう。というのも面倒くささからですよね。
それ、めちゃくちゃわかります。
わたしも同じでした。
超絶荒んでいたときはコンビニで2000円ぐらいお弁当やお菓子を買い込んで一晩で完食することも…
(なんの自慢にもならないし、そりゃ太る)
いや、極端すぎるだろ。
でも、当時も料理の大切さとか、栄養のこととかも勉強して知識はあったし、たとえ勉強していなかったとしても、
「ちゃんとした食事をしたい」って気持ちはあったと思うんですよね。
だから、誰に責められるわけでもないのに罪悪感を持ち続けながら日々過ごしていたときもありました。
心とカラダは分かってる
だけど、単なるカロリー摂取の食事ではなく、エネルギーのこもった食事をすると、細かな説明を聞かなくても心とカラダはちゃんと反応してくれるんですよね。
今回お声をいただいた方のように、これまで食事に苦手意識を持っていた方でも分かる。
そのひとつの経験やキャッチした感覚があるだけで、これからの食生活が少しずつ変化していくのではないかなと思っています。
完璧にしている人ってきっといませんし、それが魅力に繋がるとは思いませんが、食事を楽しんでいる人って活力溢れる人だなぁと私は思っています。
それって、いただくものをご自身の
生命力や活力として取り入れているからだと思うんです。
(純粋に食べるのが好き!ってこともありますが)
今回のイベントを通じて、わたし自身大切なことを学ばせていただきました。
そして、わたしの人生の中で「食」がキーワードであることも理解できました。
また次も開催することになるかと思いますので、ぜひ遊びにいらしてください。
東京ではナイトバージョンをやろうかな?
お越し下さったみなさま、今回はタイミングが合わなかったけど参加したいと思ってくださったみなさま、本当にありがとうございます。
次回もお楽しみに!
※当日のメニューのレシピはこちらからご覧いただけます!
コメント